“後世風”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おとつよぶり50.0%
オトツヨブリ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此を以て茂吉は尚、万葉調と称して居るが、実は既に茂吉調であって、万葉の八・十、或は十七・十八・十九・二十などとも違ったよい意味の後世風おとつよぶりであることは、疑うことの出来ぬ事実である。
歌の円寂する時 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
後世風オトツヨブリの源氏・楠家の旗だと称する贋物類までも、手に取ればぼろ/″\と崩れる様になつた頃、やつと物になりかけて来たのである。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)