“征御”の読み方と例文
読み方割合
せいぎょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうしてその征御(せいぎょ)に文化の誇りを謳(うた)おうとする。だが自然に叛くものに悠久なものがあろうか。自然に従順なものは自然の加護を受ける。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
火山行動の最も敏活な、降水量の最も豊富なる島国でないと、見ることのできない奇抜な地形であり、これを征御(せいぎょ)して村を興し家を立てたのもまた一つのわが社会の特長であった。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
作為への執着も、機械への過信も、自然に対する無益な叛逆(はんぎゃく)に過ぎない。美は自然を征御(せいぎょ)する時にあるのではなく、自然に忠順なる時にあるのである。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)