“彼品”の読み方と例文
読み方割合
あれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼品あれはドーブレクがストーアブリッジのジョン・ハワード商会に註文した時、見本として送って来た品に過ぎないのでございます。』
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
彼品あれはトレード製の極上品なんだ。解剖刀メスよりも切れるんだから無くなると危険あぶないんだ。鞘に納めとかなくちゃ……」
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
岩「うん/\……なんぞ上げましょう、烟草盆のあつらえがありますから彼品あれを」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)