弾切ひきき)” の例文
三味線を——その頃腕達者なはげしいあねえは、客の前で弾切ひききると糸を掛けてるうちも間が抜けるといって、伊達だてに換え三味線を持ったので——四張。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)