“弛(だ)” の例文
間もなく紙帳は、栞の手によって、空地へ釣られ、ところどころ裂(さ)け目を持ったその紙帳は、一杯に春陽を受け、少し弛(だ)るそうに、裾を地に敷き、宙に浮いた。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)