巷路かうぢ)” の例文
とある道の角に、三十ぐらゐいやしい女が、色のめた赤い腰巻をまくつて、男と立つて話をしてた。其処そこに細い巷路かうぢがあつた。洗濯物が一面に干してあつた。
父の墓 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)