差立者さしたてもの)” の例文
元は少し世話になった潰れた大家たいけの道楽息子だから、人情をかけて見逃がそうと、骨を折っているのがわからねえで、好き放題をほざきやがると、一緒に江戸へ差立者さしたてものにしてやるぞ。
中山七里 二幕五場 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)