“巖窟”の読み方と例文
新字:巌窟
読み方割合
いはや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兼ておん身の告げ給ひしに違はず、拿破里はいとめでたき地なり。今日のひる過ぎなりき。獨り歩みてポジリツポの巖窟いはやに往きしに、葡萄の林の繁れる間に古寺のあとあり。そこに貧しき人住めり。
巖窟いはやなす岩戸、沙面すなも
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)