“山葵沢”の読み方と例文
読み方割合
わさびざわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
背に二貫三貫の自然薯じねんじょを背負っている。杖にしている木の枝には赤裸に皮をがれたまむしが縛りつけられている。食うのだ。彼らはまた朝早くから四里も五里も山の中の山葵沢わさびざわへ出掛けて行く。
温泉 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
それは山葵沢わさびざわであった。
みなかみ紀行 (新字新仮名) / 若山牧水(著)