山椒魚さんしよううを)” の例文
そうしてその山椒魚さんしよううをに似たあやしい皮膚の、小さなゐもりじやうの一群を恐ろしいもののやうに、覗きに行つた。後には吹矢ふきやのさきを二つにいて、その眼やあたまねらつて殺してあるいたこともある。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)