“屠處”の読み方と例文
新字:屠処
読み方割合
としよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞かれずば甲斐なし其場で舌かみ切つて死んだなら、命にかへて嘘とは思しめすまじ、それほど度胸すわれど奧の間へ行く心は屠處としよの羊なり。
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いのちにかへてうそとはおぼしめすまじ、それほど度胸どきようすわれどおくこゝろ屠處としよひつじなり。
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)