“屋鋪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やしき50.0%
土佐屋敷25.0%
土佐藩邸25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汐留しおどめ奥平侯の屋鋪やしきうちにあきたる長屋を借用し、かりに義塾出張の講堂となし、生徒の人員を限らず、教授の行届くだけ、つとめて初学の人を導かんとするに決せり。
慶応義塾新議 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
然ニ小弟宿の事、色〻たずね候得ども何分無之候所、昨夜藩邸薩摩吉井幸輔より、ことづたへ之候ニ、いまだ屋鋪土佐屋敷ニ入事あたハざるよし。四條ポント町四条河原町二筋束近江屋位ニ居てハ、用心あしく候。
又、二本松薩摩藩邸ニ身をひそめ候ハ、実ニいやミで候得バ、萬一の時も存之候時ハ、主従共ニ此所ニ一戦の上、屋鋪土佐藩邸ニ引取申べしと決心仕居申候。