トップ
>
小糠
ふりがな文庫
“小糠”の読み方と例文
読み方
割合
こぬか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こぬか
(逆引き)
毎日毎日、気がくさくさするような
霖雨
(
ながあめ
)
が、灰色の空からまるで
小糠
(
こぬか
)
のように降り
罩
(
こ
)
めている
梅雨時
(
つゆどき
)
の夜明けでした。
穴
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
小糠
(
こぬか
)
のような雨が生暖かいむんむんするような春の気を部屋一杯に垂れ込めて、甘酸っぱい
梔子
(
くちなし
)
の匂いが雨に打たれて、
咽
(
むせ
)
ぶように家の中じゅうに拡がっていた。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
見ると、奉公人の私でさへ
齋痒
(
はがゆ
)
いと思ひます。丁子屋家付きの娘で、旦那は
小糠
(
こぬか
)
三合の入聟ですもの、あんなに小さくなつて居なくたつて宜いやうなものですが——
銭形平次捕物控:223 三つの菓子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
小糠(こぬか)の例文をもっと
(10作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
糠
漢検準1級
部首:⽶
17画
“小糠”で始まる語句
小糠雨
小糠星
小糠虫
検索の候補
小糠雨
小糠星
小糠虫
糠部五郡小史
“小糠”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
橘外男
北原白秋
蘭郁二郎
佐々木邦
長塚節
山本周五郎
野村胡堂