小父様おじさま)” の例文
小父様おじさまは、お気の毒な方なのよ。私達が行くと、小父様は元気が出るのですって。だから、静かにしていて、元気のつくようにしてあげなければならないわね。」
口が利けましただけになお不可いけません、少しも堪忍をする気はなし、その場即座にって、間に合わないと、殺すか、ほし殺せなんですもの……どんなに母を泣かせたでしょう、小父様おじさま
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)