小抱巻こかいまき)” の例文
旧字:小抱卷
憎くしと思へどさすがに義理はらき物かや、母親かげの毒舌をかくして風引かぬやうに小抱巻こかいまき何くれとまくらまであてがひて、明日あすの支度のむしり田作ごまめ
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)