対照とりあわせ)” の例文
旧字:對照
一人はあでやかな色若衆、一人は裸体の雲助姿、いや面白い対照とりあわせじゃ——何、山道に迷ったとな? この雪に野宿をしようとか? なかなか風流の心掛けじゃの。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
このお客へ重信が「只今何か……冷麦を然う申し付けたと申すから、まあよい……では、一寸泡盛でも……」というのも冷麦、泡盛といかにも夏らしい対照とりあわせでいい。