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寄辺
ふりがな文庫
“寄辺”の読み方と例文
旧字:
寄邊
読み方
割合
よるべ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よるべ
(逆引き)
先生は世話好きとでもいうのか、親に棄てられた
寄辺
(
よるべ
)
のない子供や、身寄のない気の毒な老人を、眼につき次第誰彼かまわず世話をする。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
電燈も来ないのに早や戸じまりをした一軒の家の二階——戸のあらわな木肌は、不意に堯の心を
寄辺
(
よるべ
)
のない旅情で染めた。
冬の日
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
だがさりとて他に身の振り方もなく、先づ先づ生れ故郷の地に立戻つては来たものの、さて何処に
寄辺
(
よるべ
)
もない、全く文字通り孤独の身であつた。
乳の匂ひ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
寄辺(よるべ)の例文をもっと
(15作品)
見る
寄
常用漢字
小5
部首:⼧
11画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
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