“宣叙調”のいろいろな読み方と例文
旧字:宣敍調
読み方割合
せんじょちょう50.0%
レチタティーフ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
代るに広大な音楽を背景とする美しい宣叙調せんじょちょうをもってし劇中の人物器具、思想環境を主導旋律ライトモチーフをもって現し、その発展交錯変化によって、豪華絢爛けんらんきわまる劇の発展を成就したのである。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
このドビュッシーがローマ大賞を得たカンタータのうちから、「リアの宣叙調せんじょちょうとアリア」をニノン・ヴァランが歌っているのは、とにもかくにも注目に値する(コロムビアJ八七〇四)。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
初めのうちは終曲フィナーレ(66)宣叙調レチタティーフのみか「歓喜」の主題テーマそのものをさえ器楽とすることに決めていた。
絶望に向かっての広大な独白のような感じのする劇的な宣叙調レチタティーフの付いている作品第三十一の第二番のソナータ、アレクサンダー皇帝にささげられたハ短調のヴァイオリン・ソナータ(第三十)