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宝石
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いし
ふりがな文庫
“
宝石
(
いし
)” の例文
旧字:
寶石
「一・半カラットは十分にあるんですからな。それに、尤も、そっちの方が眼が黒いでしょうが、
宝石
(
いし
)
そのものには、キズやナミは絶対にないです」
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ごく小さな金の盒であったが、これにも何か
宝石
(
いし
)
が
鏤
(
ちりば
)
めてあると見えて、
煌々
(
きらきら
)
と輝いていた。「右が
父
(
マハラージャ
)
です」
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
名も知らないような
宝石
(
たま
)
が両の手のどの指にも
煌
(
きら
)
めいているのだ、袖口がゆれると腕輪の
宝石
(
いし
)
が目を射る、胸もとからは動くとちらちらと金の鎖がゆれて見える。
江木欣々女史
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「そこなんだ。
宝石
(
いし
)
が、たまたま出るとそれを持ち逃げして追手を避け避け、外国船に売り込む……。いや、あれがそうだとは、必ずしも云わんよ。しかし、万事こうしたことは、カン一つだからね」
一週一夜物語
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
めぐみの
宝石
(
いし
)
はきょうも
降
(
ふ
)
らず
虹の絵の具皿:(十力の金剛石)
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
なぜあんな高価なものを持って歩く? すぐ、犯人が
捕
(
つか
)
まったからよいけれど、もし
宝石
(
いし
)
をバラバラにしてこかされたら、それ
限
(
ぎ
)
りじゃないか。金庫へでもしまッとけ。ばか!
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「本当にね、いい
宝石
(
いし
)
だね」
貝の火
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
十力
(
じゅうりき
)
の
宝石
(
いし
)
の
落
(
お
)
ちざれば
虹の絵の具皿:(十力の金剛石)
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“宝石”の解説
宝石(ほうせき)とは、希少性が高く美しい外観を有する固形物のこと。
一般的に、外観が美しく、アクセサリーなどに使用される鉱物を言う。
(出典:Wikipedia)
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“宝石”で始まる語句
宝石商
宝石屋
宝石山
宝石類
宝石師
宝石店
宝石箱
宝石製