安配あんばい)” の例文
水田すいでんのかぎりなく広い、耕地こうちの奥に、ちょぼちょぼと青い小さなひと村。二十五六戸の農家が、雑木ぞうきの森の中にほどよく安配あんばいされて、いかにもつつましげな静かな小村こむらである。
落穂 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)