子之吉ねのきち)” の例文
子之吉ねのきちは、下からそれを渡すと、岸をついて、ふたたび、いかだほりのなかほどへすすめていったが、にわかに、どぶんとそこから水けむりが立った。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
水熊のおはま 素盲すめくらの金五郎 煮方子之吉ねのきち
瞼の母 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
「ああ、天の助けだ。子之吉ねのきちともうす者、心からお礼をいいます」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
子之吉ねのきち、いつかはまたきっとめぐりあうであろう」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)