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妾狂
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めかけぐる
ふりがな文庫
“
妾狂
(
めかけぐる
)” の例文
人殺し、夫婦別れ、亭主の
妾狂
(
めかけぐる
)
いというようなものを読むと、「厭なことだね。」と言ってつくづく顔を
顰
(
しか
)
めていた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
妾狂
(
めかけぐる
)
ひさへ止せば、貧乏人の振りをして、そつと贅澤をするだけの、下らない金持根性の男だよ、——女房のお米——又七やお春の母親は、病氣で死んだのだらうよ。
銭形平次捕物控:169 櫛の文字
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
どこにだって、あなたのような人があるでしょうか。いくらお金が出来たって、自分ばかり
檀那顔
(
だんながお
)
をして、女房には着物一つ拵えてはくれずに、子供の世話をさせて置いて、
好
(
い
)
い気になって
妾狂
(
めかけぐる
)
いを
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
妾
漢検準1級
部首:⼥
8画
狂
常用漢字
中学
部首:⽝
7画
“妾”で始まる語句
妾
妾宅
妾腹
妾達
妾上
妾等
妾々
妾馬
妾嬖
妾故