太骨ふとぼね)” の例文
また、弱年からの禅学の師、大徳寺の笑嶺しょうれい様も、与四郎も茶をやるか、それはよい、ぜひぜひつづけさせるように。さもなければ、あの太骨ふとぼねは、一商家などに大人しくしておるものか。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
皺ふかき父の御咽喉みのど太骨ふとぼねの骨々しさを母とさすりつ
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)