太守面たいしゅづら)” の例文
太守面たいしゅづらをしているのみか、国税もすべて横領し、むすめの嫁入り支度といっては、民の膏血こうけつをしぼり、この天下多難のときに、眷族けんぞくそろって、能もなく、大糞ばかりたれている。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)