“天魔軍”の読み方と例文
読み方割合
てんまぐん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ウワーッと喊声かんせいをあげて、あらわれたのは四、五十人の野武士のぶしである。手に手に太刀たちをふりかざして、あわてふためく穴山あなやまとうのなかへ、天魔軍てんまぐんのごとく猛然もうぜんりこんだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)