“大膳大夫信業”の読み方と例文
読み方割合
だいぜんのだいふのぶなり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鳥羽殿に着くと、どうやってまぎれ込んだものか、大膳大夫信業だいぜんのだいふのぶなりが法皇の御前に伺候した。このなじみ深い近臣の出現に法皇もひどく嬉し気に見えたが、側近くに呼びつけると
翌くる六月一日の未明、清盛は、検非違使安倍資成けびいしあべのすけなりを召し、院の御所への使いを命じた。資成は御所に着くと、大膳大夫信業だいぜんのだいふのぶなりを呼んで清盛の伝言を、法皇に伝えてくれるように頼んだ。