大田植おおたうえ)” の例文
それで家々の男女のあつまって働く日は、ユイ組の助け合いはない場合にも、やはり大田植おおたうえの日と似たような、臨時の食物をもってねぎらう風習が、だんだんと拡張して行ったのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)