“大介義明”の読み方と例文
読み方割合
おおすけよしあき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
義澄はすでに関東八カ国にその名を知られた武士の名門、三浦平太郎為嗣ためつぐの子孫であり、その父大介義明おおすけよしあきも君のために命を捨てた武士であった。
三浦一族の衣笠城には、一族の大祖父と仰ぐ八十九歳の大介義明おおすけよしあきも立てこもっていたが、とりでの運命も、早これまでと迫った日、子や孫を集めていうには
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
治承じしょう四年の八月に、八十九歳で衣笠城に自害した三浦大介義明おおすけよしあきという人の名も出て来た。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)