塵芥籠ごみかご)” の例文
そして、塵芥籠ごみかごが高くいくつも積まれている空地の横で、路は三またに岐れている。その角のところで、サヨはどの道を選ぼうかと迷った。
朝の風 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ところが、その路は塵芥籠ごみかごがいくつもつみ重ねておいてある不潔な狭い空地のところで三つまたになっていた。
日々の映り (新字新仮名) / 宮本百合子(著)