我々新聞記者にとってはこんなことはただ一回の報道価値ニュースヴァリューをもっているだけで、もちろん二三日もたつとすっかり忘れてしまう必要があるのだ。
或る探訪記者の話 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)