垢面くめん)” の例文
洛中らくちゅうに着くと秀吉は、供の面々へは、旅舎で休めと、いたわりを与えたが、自身は戦陣のほこりにまみれた軍装と、ひげの伸びた垢面くめんのまま、すぐ二条城へ上って
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)