“土一皮”の読み方と例文
読み方割合
つちひとかわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おさない時は、だから、よく階子の中段に腰を掛けて、壁越に、その土間を歩行あるく跫音や、ものいう人声を聞いて、それをあの何年何月のあいだか、何処までも何処までもほり抜くと、土一皮つちひとかわしたに人声がして
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)