“噺(はや)” の例文
滅法(めつぱふ)可愛らしい娘ですが、去年の暮から噺(はや)し方の六助の世話で一座に、『一と目千兩』のお夢といふ太夫が入つたんです
噺(はや)し立てられたジンタが済むと、旋風のような、観客の拍手に迎えられて、ぴったりと身についた桃色の肉襦袢を着、黒天鵝絨(びろうど)の飾りマントを羽織った黒吉と、同じ扮装(こしらえ)の葉子とが、手を取りあって
夢鬼 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)