“和洋蕪雑”の読み方と例文
読み方割合
わようぶざつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引き返してトンネル横町を徘徊はいかいしてもただ汚らしく和洋蕪雑わようぶざつに混っているまがいものの感じのする街に過ぎなかった。それゆえ彼は、蛍雪館へ教えに通う往き来のどちらかにだけ日に一度通り過ぎた。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)