“和泉守”の読み方と例文
読み方割合
いずみのかみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当夜の客には、尾張宗春きょう、酒井日向守、松平和泉守いずみのかみ、松平左衛門佐さえもんのすけ、御親類は能勢因幡守、榊原七郎右衛門、同大膳などがいた。
鈴木主水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
それに、出稽古さきの諸家しょけ——松平和泉守いずみのかみ、戸田内膳、堀田信濃守しなののかみ、松平備後守びんごのかみ、板倉伊賀守らから、その係りの人が出席した。
花も刀も (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
その女の兄である前和泉守いずみのかみをお呼び寄せになっては、若い日へお帰りになったような相談をされた。
源氏物語:34 若菜(上) (新字新仮名) / 紫式部(著)