“呶喝”の読み方と例文
読み方割合
どかつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のみならず、師直や道誉とならんで、洛中の三婆娑羅ばさらといわれていた男だけに、かえって、車副くるまぞいの人々へ、こう威たけ高に呶喝どかつした。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「つけあがるなッ」呶喝どかつして、良正は、杯の酒を、ぶっかけようとしたが、良兼が、あわてて、手くびを抑えた。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ば、ばか!」と森啓之助、口ぎたなく呶喝どかつして
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)