“呑滅”の読み方と例文
読み方割合
どんめつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三国の代の英雄の曹孟徳が、百万の大軍を率いて呉の国を呑滅どんめつしようとしつつ、「月明らかに星まれにして、烏鵲うじゃくみんなみに飛ぶ」とさくを馬上に横たえて詩を賦したのも丁度斯様いう夜であった。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
今日の世界は開化人が暴虐をもって野蛮人を呑滅どんめつするの世界なり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)