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否
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しか
ふりがな文庫
“
否
(
しか
)” の例文
されども
能
(
よ
)
くその萌芽を出して立派に生長すると
否
(
しか
)
らざるとは、単に手入れの行届くと行届かざるとに
依
(
よ
)
るなり。即ち
培養
(
ていれ
)
の厚薄良否に依るというも可なり。
家庭習慣の教えを論ず
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
何となれば二学士は行為なき、人物なきの小説を作れと言ふものと一般なればなり。
否
(
しか
)
らざれば二氏は木偶泥塑を以ツて完全なる小説を作れと命ずる者と一般なり。
罪過論
(新字旧仮名)
/
石橋忍月
(著)
しかし近衛の方から言へばややわれらを食客視したるか
否
(
しか
)
らざれば部下の兵卒同様に師団の着広と共にわれらはその命のままになるものの如く
思惟
(
しい
)
したるなるべし。
従軍紀事
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
“否”の意味
《名詞》
(ヒ)反対。不承認。
(いな)そうでないこと。
《感動詞》
(いな、いや)いいえ。そうではない。
(出典:Wiktionary)
否
常用漢字
小6
部首:⼝
7画
“否”を含む語句
否々
実否
諾否
否定
否応
良否
否諾
臧否
嫌否
安否
賛否
成否
否應
佳否
否認
實否
拒否
在否
運否天賦
適否
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