“吃音”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きつおん50.0%
どもり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、真斎には確か咽喉部に何か異常が起ったとみえて、その後も引き続き呼吸の困難に悩み、異様な吃音きつおんとともに激しい苦悶が現われるのだった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
彦太郎はその通りであると思い、久太郎は吃音どもりであった筈だがとひょっくり考えたり、滔々と淀みない雄弁ゆうべんをつづける久太郎の口元を不思議そうに見つめた。
糞尿譚 (新字新仮名) / 火野葦平(著)