可味あじわうべく)” の例文
蕃山ほどの大事業ある人にして此言始めて可味あじわうべくなるべしといえども、即これ先日申上候道の論を一言にて申候者と存候。朝より暮まで為す事一々大事業と心得るは、即一廉ひとかどの人物といふものと存候。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)