“参河守”の読み方と例文
読み方割合
みかわのかみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又、蒲冠者範頼は参河守みかわのかみ、九郎冠者義経は左衛門尉にそれぞれ昇級した。義経は九郎判官と呼ばれるようになった。
津山の城主松平越後守斉孝なりたかの次女かちかたもとへ壻入したのは、家斉の三十四人目の子で、十四男参河守みかわのかみ斉民なりたみである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「……鎌倉殿のお仕打しうちです。くに、鎌倉殿のご推挙によって、あの無能な蒲殿かばどのさえ、参河守みかわのかみに任官され従五位下にじょせられておるではございませんか」
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)