参上まゐ)” の例文
旧字:參上
十兵衞脆くも梟と常〻悪口受くる銅鈴眼すゞまなこはや涙を浮めて、はい、唯、唯ありがたうござりまする、思ひ詰めて参上まゐりました、その五重の塔を、斯様いふ野郎でござります、御覧の通り
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)