厩口うまやぐち)” の例文
と、城士が通路を指さし、大勢の足は自然に、いまわされた青竹垣に誘われて、御台所の側へ流れ、お厩口うまやぐちへあふれ出して行った。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
厩口うまやぐちより
詩集夏花 (新字旧仮名) / 伊東静雄(著)
『いや、誰という事もないが、今、若殿のおことばで、厩口うまやぐちの木戸が開いておるのに気附いたので』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)