“即席”の読み方と例文
読み方割合
そくせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手温(てぬ)るい事だ。おれなら即席(そくせき)に寄宿生をことごとく退校してしまう。こんな悠長(ゆうちょう)な事をするから生徒が宿直員を馬鹿にするんだ。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
版にしてここに掲(かか)げて置くが、この即席(そくせき)のいたずら書きが、後に私にとって甚だ重要な役目をつとめてくれ様などとは、無論その時には想像もしていなかったのである。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
一七五〇年にドクトル・リチャード・ラッセルがブライトンの海水に飛込めば四百四病即席(そくせき)全快と大袈裟(おおげさ)な広告を出したのは遅い遅いと笑ってもよろしい。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)