南蒲原みなみかんばら)” の例文
越後南蒲原みなみかんばら鹿峠かとうげ村大字まがり谷の字蹈鞴沢は、往古この沢に鍛冶の住せるにより、その山を鉄屑かなくず山といい、沢をタタラサワと呼んだと、四年前に出た『嵐渓史』にある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
越後南蒲原みなみかんばら郡の子供言葉に、剖葦の鳴声だと言って、それと三分二以上同じものが伝わっているのみならず別にまたひり爺の昔話の一変形として、小鳥が娘の腹に飛び入って
同 南蒲原みなみかんばら
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)