“午飯時”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひるめしどき66.7%
おひるどき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるで方角ちがいへ来たのだから後から慕って来る捕手もない。それにちょうど午飯時ひるめしどきか、役所の門をのぞいてみると、ここはいたって、しんかんとしていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おのれも手伝い申さんというにまかせてはたらかせて置きしに、午飯時ひるめしどきめしを食わせんとてたずねたれど見えず。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ところがこの二、三日、午飯時おひるどきになると、きっと誰かしらのお弁当が紛失なくなっている。今日も眼玉のひさしとあだなされている、あたしの妹の分がなくなった。