“千種屋”の読み方と例文
読み方割合
ちぐさや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その横丁へ曲り角の千種屋ちぐさや灯行燈あかりあんどんの見える旅籠の中から、揉み手をしいしい腰を低めて近づいて来たのは、すっきり垢ぬけのした年の頃もまだ若そうな番頭です。
千種屋ちぐさや出入でいりの大町人おほちやうにんそろひもそろつて出來でき病人びやうにんのことを、さま/″\にかんがへてゐた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)