勃然むつく)” の例文
殺す心の其方そなさんもなさないぞや恨めしやと勃然むつくと立てば三次は驚きヤア/\姉御あねご此私このわし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
疾しや遅しや其時此時、背面うしろの方に乳虎にうこ一声、馬鹿め、と叫ぶ男あつて二間丸太に論も無く両臑もろずね脆くぎ倒せば、倒れて益〻怒る清吉、忽ち勃然むつくと起きんとする襟元つて、やいおれだは
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)