“凜乎”の読み方と例文
読み方割合
りんこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
面貌だけは凜乎りんこたるところがあったけれど、なんの知識もない、十八歳の少年なのである。私にとって、唯一無二の苦手であった。
救主メシヤとしての凜乎りんこたるイエス様の自覚は、弟子をはじめ周囲の人々の目にも映じました。しかし彼らはこれを表面的に、浅薄にしか解しなかった。
また、そういう凜乎りんこたる良人の男性らしさにもかれた。恐いような魅力に恍惚となっている自分にはっと気がついた。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)