内證ないしょう)” の例文
新字:内証
これは内證ないしょうのおはなしですがね、勿論もちろん百年も以前まえの事ですから、誰も実地を見たという者もなく、ほんの当推量あてずいりょうに過ぎないのですが、昔からの伝説いいつたえに依ると
画工と幽霊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
堕落をしようが、罪人になろうが思い切り放縦な生活を送って太く短く世を渡りたいと考える事が往々ある。実はもう、此の間から内證ないしょうで、酒や煙草をポツポツと飲み始めて居る。
小僧の夢 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
内證ないしょう金貸かねかしをもして居る属官ぞっかんである。
(新字新仮名) / 永井荷風(著)